岐阜女子大学デジタルミュージアム

世界遺産など、各地域の文化遺産、文化財について、地域の方々との連携により、撮影、デジタル化し、関連する文書資料などとともに構成する試みを行っています。地域の貴重な文化を後世に継承することを目的としています。

地域の文化活動、生活文化、産業、自然などの観光資源を観光案内情報として構成し、観光にかかわる活動の支援や教育、研究での利用を行うことを目的としています。

舞や祭りにおける伝統芸能、移りゆく風景、人の語りを記録するオーラルヒストリーなど、有形、無形を問わず、地域に残る、残さなければならない伝統文化を、多視点撮影、全方位撮影などにより、記録し、多彩な研究、利用目的に対応しています。

博物館施設の所蔵資料、または、博物館の特別展示のまるごとデジタル・アーカイブなどを行っています。博物館の特別展示については、展示期間終了後も、展示内容の閲覧が可能です。

古文書、古記録などの各種文献について、静止画、動画を用いたデジタル化について、検討しています。実物の資料は劣化するため、その場合の利用の手段としても有効です。 地域資料データベース 　地域の各種資料について、「内容分類」「地域・場所」「時代・年」で検索し、基本情報を得ることができます。（著作権の関係により、インターネット上には一部公開となっています）

デジタル・アーキビストに必要とされる調査・撮影・整理・保存・プレゼンテーションなどの学習のために、各種演習が必要となります。たとえば、資料の記録項目の選定実習などの演習に利用できる静止画、動画などの各素材を提供しています。

教育の記録について、授業案、テキストや教育実践の映像など、それぞれを別々に保存するのではなく、各情報を総合的に関連付けて利用できるように、計画・実践・評価・改善の一連の資料を管理する検討をしています。

北海道、奈良、沖縄、岐阜など特定地域について、各地域の方々のご協力を得て、とくに、重点的にデジタル・アーカイブの各種実践を行っています。